第4周目を迎えた週末ランク戦(8/16~8/19開催)
回を重ねるごとに参加者もだんだんと多くなり、ランキング上位者に贈られる景品獲得も難しくなってきた。
今週のメタ概況と個人的な対戦記録を振り返る。
Contents
今週のメタ概況ー各Godの使用割合
まずは、各ゴッドの使用割合から。
先週(Week3)多く見られたMagicが減少し、Lightの増加が目立った。
Light増加の要因は、相変わらずよく見かけるアグロNatureに対応しやすいからだろうか。
Warに関して言えば、ゴッドパワーはIntence Trainingがほとんどだった先週と比べてOnslaughtも結構使われるようになった印象。
DeathとDeceptionは当たる回数こそ少ないものの、ユーザーランキングでTop20に入るようなプレーヤーが使ってくるとトリッキーで相当手強い(当方コントロールMagic目線)
次に、各ゴッドの対戦勝率と使用頻度の高いカードを見ていく。
対戦勝率を見ると、Nature(おそらくはアグロが大半)はMagicに対してやや分が悪いようだが、体感ではスピードについていけず手も足も出ないことも多かった。
中盤以降まで持ち込めれば勝率はぐっと上がるが。
Lightが安定してすべてのゴッドに対応できており、今週の使用割合が急上昇したのもうなづける。
Deceptionはかなり苦戦を強いられているようだが、上位陣は敢えてハンデのあるゴッドを使って勝利することに面白さを見出しているのだろうか。
各Godの戦略とその対策
Week4でよく見かけた各Godの戦い方と対策をまとめていく。
Nature – アグロ
主な戦略:
Roarでもう一体召喚する能力持ちのユニットを多用し、横展開しながらゴッドパワーFlourishで攻撃力を強化
相手のFront LineはHuntやUp Rootなどで除去
Ward持ちユニットが入ったアグロが地味に厄介
対策:
コストが小さく体力が3以上あるFront Line持ちを入れてなんとか中盤まで耐える
耐えきれなくてもブチ切れてPCを殴らないように深呼吸するw
もっとも使用割合の高いゴッドであり、その中でもアグロが多いことを考えると、アグロNatureに対応したデッキを組むことが勝率を残すためには必要となる。
バランス調整で弱体化がつづいているゴッドではあるが、まだまだアグロデッキは強い。
Light – ミッドレンジ
主な戦略:
序盤:Heaven’s Lightで相手ユニットの攻撃力を削る
中盤:Battle ClericとSerene Bladeのコンボで強化したAcolyteを出しつつユニットを並べる
終盤:試合が長引けば8ターン目にはZealous March
対策:
Battle Cleric用に除去カードをとっておく
何はなくともこいつがでてきたら最優先で除去しないといけない
対Lightではとにかく盤面を除去し、Serene Bladeによる強化の影響を最小限にとどめること。
War – ミッドレンジ
主な戦略:
パンプしたユニットにOnslaughtをかけて殴ってくる
とにかく強化したTrojan BattlemageにOnslaughtをかけて盤面除去をするのが好き
Godも5ダメの武器で殴ってくる
対策:
相手ユニット除去のタイミングを考える
「あと体力がこれだけだから、こうやってこうで、、よし間に合う!」と考えていたのに強化カードを使われて絶望、という場面が結構あった
次ターンに持ち越さず除去しきっておきたい
しかし、Ratifyなど除去カードの豊富なMagicを使っている場合はあえて相手に強化カードを使わせてから除去するのもアリ
Magic – コントロール
主な戦略:
Mana Toadで加速しつつForeseeでカード有利に。
Staff of Shards(3コスト・2ダメが3発撃てる武器)で盤面整理
中盤以降はFront Line持ちの大型ユニット投入
フィニッシャーは8コストでプロテクト持ち10/12のHelian Eliteや9コストレジェンダリーのEchophon, Atlantean Hydraなど
対策:
序盤に攻めきる
大型のフロントもちユニットが出てくる前に倒しきる
中盤以降はどんどんMagic有利になっていく
Mana Toadは自ターンで処理すると、マナが1増えた状態で相手の次ターンが回ってしまうので相手の操作で盤面から消すようにしたい
そうすればマナが増えるタイミングを1ターン後ろに遅らせることができる
いずれにしろ相手のマナは増えることになるが、特に序盤は1コストの差が大きく影響するのでできるだけマナ加速のタイミングを後ろにズラしたい
Death –
主な戦略:
ほとんど当たらず
Afterlifeを2個選ぶユニットがかなり厄介
Voidから強ユニットが復活してくる
Deception – コントロール
主な戦略:
こちらもほとんど対戦がなかったが、トッププレイヤーが使うとかなり強い
味方ユニットにDeadlyを付与するUncanny Rogueは脅威
Darts Maniacの1ダメも即死攻撃に変わる
Godを攻撃するたびに対戦相手デッキの1番上からカードを引くVault Vagabondも厄介
面白いなと思ったのは、ゴッドパワーCheatの使い方
相手フロント持ちユニットに対して使うとHidden化され、フロントユニットを存在しないものとして他ユニットやゴッドを攻撃することができる。
フロントを持っていてもHiddenになっていれば見えない(=存在しない)から無視できるというわけ
対策:
Hidden持ちユニットやこちらのカードをコピーするゴッドパワーFlipなど、
正直対策のしようが思いつかない
Flipは手札・デッキを問わずこちらのカードをコピーするので、最悪、強カードをこちらの所持枚数以上に相手が持っているという状況にもなりえる
Magic使いの自分が対戦していて一番イヤなのがDeceptionだ
週末ランク戦の個人成績
上のほうでも触れたとおり、Week 4にはコントロールMagicで参戦した。
これまでは所持カードが一番充実していたミッドレンジNatureをずっと使っていたのだが、いい加減飽きてきたのとWeek 3でMagicに結構負けたからという雑な理由での選択である。
使用デッキ
コントロールMagic
なお、当デッキのイーサリアムコストは0.014ETHである。
基本的な戦い方は、
序盤はMana Toadで加速しつつ、武器で盤面から敵ユニットを除去。
横展開に対しては、Crystal RainやInfernoで全体除去。
中盤までは耐えて6マナ以降の大型フロント持ちユニットで徐々に形勢を逆転しフィニッシャーのHelian Eliteと9マナレジェンダリー・Echophon, Atlantean Hydraで勝負を決める、という戦略である。
相手に体力が3以上あるユニットを並べられると結構苦戦するw
あとはRatifyを使うタイミングの駆け引きか。
4/8のMinotaur Phalanxまでは武器とゴッドパワーMegaboltと盤面に残ったユニットで処理したい。
結果、対戦成績は以下のとおりとなった。
週末ランク戦 Week 4対戦成績
対戦数 | 勝 | 負 | 勝率 |
66 | 41 | 25 | 62.1% |
各ゴッドごとの対戦成績
ゴッド | 対戦数 | 勝 | 負 | 勝率 |
War | 9 | 7 | 2 | 77.7% |
Magic | 13 | 10 | 3 | 76.9% |
Light | 15 | 10 | 5 | 66.6% |
Death | 5 | 3 | 2 | 60.0% |
Deception | 7 | 4 | 3 | 57.1% |
Nature | 17 | 7 | 10 | 41.1% |
合計 | 66 | 41 | 25 | 62.1% |
こうして各ゴッドごとの勝率を眺めてみると、コントロールデッキの特性上、やはりアグロが多いNatureに苦戦しているのがよく分かる。
次回のWeek 5もこのコントロールMagicに少し変更を加えたデッキで臨むつもりである。
8/20のバランス調整以降、Vikingのシナジーを効かせたOnslaughtのWarデッキが結構手強くなってきた感がある。
さて来週の結果はどうなるか。